平成28年6月議会報告
6月議会を終えて
6月定例議会は会期中に、2常任委員会(総務文教委員会・産業厚生委員会)合同による所管事務調査が実施されます。
予算執行され、具現化された事業(後述)を、議場説明の後に実際に現地に赴いて確認しました。
議会報告<2016年6月> 平成28年6月10日(金)~22日(水)
<主な市長提出議案について>
- 見附市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
見附市の国保会計は基金の取り崩しで対応してきましたが、医療費の伸びから財政がひっ迫し、
保険制度堅持の為に値上げせざるを得なくなりました。 - 見附市コミュニティ銭湯条例の一部を改正する条例について
予算の関係から、表中の家族風呂の項が削られました。 - 見附市ふるさとセンター条例の一部を改正する条例の制定について
まちなか東ふるさとセンターが中央公民館内に設置されます。 - 平成28年度見附市一般会計及び水度事業会計補正予算 外
<議員発議:意見書の提出>
- 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書
- 子育て支援の拡充を求める意見書
- 少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係わる意見書
<一般質問>
熊本・大分の地震時に長岡の民間企業やNPO等が連携して食物アレルギー患者や透析患者に対応した要配慮者用の非常食を直接患者に届くよう行動したことから、見附市における災害時の非常食備蓄について資しました。しかし、明確な答弁を引き出すために再質問をかぶせたのですが堂々巡りになってしまい反省点の残る一般質問でした。問題提起はできたと思います。
質問
この度の熊本・大分の地震に際し、民間企業やNPO等四者が連携して食物アレルギーや透析患者に対応した要配慮者用の非常食を直接患者に届くよう被災地の透析病院や関係団体に届けた。当市の要配慮者に対する非常食備蓄の在り方をどの様に考えているか。
答弁
一般用の備蓄に比べ、要配慮者に対する備蓄が進んでいなかった事から、平成20年要配慮者に必要な備蓄について検討を行い、乳児用粉ミルクや小児・高齢者要食の備蓄を行った。要配慮者への支援は大切な事と考えるが食物アレルギーや透析患者に対応した非常食の備蓄はアレルギーの種類や病状が多種多様ゆえ、すべての配慮者に対応できる非常食備蓄は難しいと考えるが、議員指摘の支援事例もあるので、食事をカバーできる食品があるかなど情報収集しながら要配慮者の非常食備蓄について再検討してきたいと考えている。
質問
学校給食における代替え食は、どんなアレルギーの子どもたちにも対応できていると思う。防災・教育委員会と連携すればある程度のニーズ把握はできると思うが。
答弁
様々なデータはあると思うので学校関係・健康福祉課等の情報を含めた中で判断していきたい。
質問
長岡市は三か年計画の中でしっかりと数値目標を定め、予算付けをしてやっている。当市として今後検討という中で、現物備蓄をする場合は計画的に・年次的に予算付けをしてやっていく考えはあるか。
答弁
現在市では要配慮者だけではなく、一般の方の非常食等も含めて計画的に配備しており、また賞味期限切れの不具合が無いように厳重管理している。今後については、要配慮者の食料備蓄についても併せ持って考えていくということで対応してきたいと考えている。