平成28年12月議会報告

12月議会を終えて

 任期折り返しの12月議会、正副議長・各常任委員会正副委員長も新たな顔ぶれとなりました。私は引き続き議会運営委員会委員長を務める事となりましたが、新たな体制でスタートした12月議会でした。


議会報告<2016年12月>平成28年12月9日(金)〜20日(火)

<主な市長提出議案について>

  • 見附市農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定について
    (農業委員の外に農地利用最適化推進委員が新設されます)
  • 見附市ガス事業及び水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    (青木浄水場更新に伴い、事業者との契約により給水人口・給
    水量の変更)
  • 平成28年度見附市一般会計外、各会計の補正予算
  • 見附市総合体育施設及び見附市運動公園の指定管理者の指定について
    (見附市スポーツ協会・ミズノグループ)

<議員発議:意見書の提出>

  • 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決を求める意見書

<私の質問と答弁の概要>

 12月13日(火)・14日(水)の両日、通告10議員が登壇しました。

見附市立病院の現状の課題と今後について

質問概要
医療の里構想の中で、唯一入院機能を持った市立病院は老朽化が進み医師確保・看護師不足等の困難な状況が続き、病院経営も厳しい状況にある。医療・介護総合確保推進法に基づく地域医療構想の中で、見附市立病院の存続に関して問いました。

答弁概要

  • 病床機能につては・・救急告示病院としての急性期機能と、一定の治療が終了した回復期機能、療養機能の分野を担うことが求められていると考えるが、地域療養・医療構想の動向を見極めながら検討していきたい。
  • 病院の大規模改修について・・求められる役割に対応できる機能の維持に向けた修繕等は計画的に実施する必要があり、県が今年度末までに策定する地域医療構想の内容を精査したうえで、来年度にはいくつかのパターン施設改修のシュミレーションを行い、方向性を決定したい。
  • 病院経営における一般財源からの支援について・・これからも地域に必要な医療を確保し続ける為、将来の市立病院の在り方についての方針が定まるまでのしばらくの間、このような一般会計からの必要な補てんを続けることは当然必要であると考えている。
  • 診療報酬に関する国の動向について・・全体として医療費を削減しようという方向性にあり、施設基準を基に診療報酬の差をつけてくる可能性があることから、今後診療報酬改定の内容で、施設基準によるものとそれ以外の基準によるものを精査しながら対応してきたい。