太古のロマン・・

議会で耳取遺跡を学びました。
昨日の雨で現地に赴くことはできませんでしたが、学芸員の説明に聞き入りました。
徒歩20分、丘陵地にある遺跡まで、道がぬかるんでいて現場を荒らさないようにとの事で今日は公民館での座学となりました。

説明会資料を見ながらの研修で、トレンチの位置とこれまでにわかった住居跡・炉の跡・それぞれに出土したものなど写真入りの資料で興味深く説明を聞き書き込みました。
縄文中期と後期の分け目・・火焔土器の時代や三十稲場土器の時代など地層の分析で縄文時代の人の営みがわかる。
中期の土器敷石囲炉は最大長2.7メートル、長岡市の栃倉遺跡のそれと共に県内最大級のものだそうです。
トレンチ45は斜面になっていて、そこには大量の後期の土器を含む層があって、これは土器捨て場と考えられるとの説明がありました。
また、そこから骨も見つかっていてそれが墓地なのか居住域なのか?
その分析結果によって今後の展開が違ってくるということでした。
分析結果をみて考古学者や大学の先生など、専門的知見を活用して仮説を立てていく・・ロマンを感じてワクワクしてしまいました。
昭和の時代に一時開発の構想が持ち上がったそうですが、当時の議会でそれを許さなかったということを先輩議員から聞いたことがあります。
たくさんの出土品があり、現存する貴重な遺跡・・それを守りつなげていくことが、今を生きる私たちの使命なのだと思います。

座学のあとに、出土品を実際に見せていただきました。
出土した場所や年代ごとに陳列してある土器の数々・・縄文時代の前期・中期・後期・晩期と時代と共に文様の変化を見てとることもできました。
地道で根気のいる作業・陳列のほかにもたくさんコンテナに収められていて、これらの復元作業もしていただきたいと思いました。
今から1万年前の縄文時代草創期からおよそ2,300前の縄文時代晩期まで、調査によって人々の営みの手がかりを知る。
なんとも不思議でロマンを感じた議員研修会となりました。
