うなる講演でした・・
令和5年度見附市認知症フォーラム〜認知症と共に生きる〜
第一部講演では、宮城の認知症を共に考える「おれんじドア」実行委員会代表の 丹野 智文さんの実体験から来る説得力のあるお話しをお聴きしました。
39歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断され、その後は営業職から事務職に移動して、勤務を続けながら不安を持つ認知症当事者の為の<もの忘れ総合相談窓口「おれんじドア」>の実行委員会代表を務められている。
会社社長を初め、周囲の理解とコミュニケーションの大切さ・人と人とのつながりの大切さ・・不安を持ちながらも信頼関係を築き上げた丹野さんのお話しが心に刺さりました。
忘れる事が多くなり、周囲の人が先回りをするから自分で考える事をしない
失敗することで自分で工夫をして、成功体験を積み上げていく
奪われない環境づくりが必要・・これからの地域づくりの為に示唆に富んだお話しでした。
行政が使う認知症予防ではなく、認知症に備える丹野さんのご指摘なるほどです
