国語教育研究会・・・

第30回現場と大学・地方と中央を結ぶ国語教育研究会が見附小学校を会場に行われました。文部科学省指定の「国語力向上モデル事業」です。
3年生の公開授業を見せていただきました。
学校の第2図書館のネーミングについてみんなで話し合い名まえを決めようという授業の運び・・・話し合い活動(対話)を国語科の学習の中に位置づけ、話し手及び聞き手としての学力をつけさせる。問題解決に向けて言葉を媒介にして考えや体験などを進んで話し合おうとする態度や互いの考えを共有する喜びや良さを体験させたいという担任の先生の思いから、相手の言葉を聞きながら相手を理解しようとする気持ち・相手の意見を尊重し、違った意見でも賛成できる点を受け入れ建設的に考えを話そうという力を育成する教育的効果を狙った、なかりレベルの高い授業でした。テレビカメラも入っての公開授業・・・普段どうりの授業が展開されたかどうかはわかりませんが、落ち着いた中身の濃い授業であったと思います。
単元の内容は現代人(大人社会)にも必要なスキルであると思いました。
計算された授業の組み立てでしたが「ローマは1日にしてならず」・・・継続的な取り組みが必要です。放送業界でも司会などは場数をこなし訓練することが必要とされています。忙しい教育現場であると思われますがこれからの継続的な取り組みに期待するとともに、教材や授業の組み立てなど、熱心な取り組みをされた先生に敬意を表したいと思います。その後の授業協議会では質問もさせていただきました。
見附小学校を後に市役所へ・・・議会事務局に寄って・監査委員会にも寄って基金についていろいろと話を聞かせていただきました。
